顔のない自画像 佐伯祐三

2019年6月5日水曜日

アーティスト

以前から佐伯祐三の描き殴ったような絵が好きだった。
オリジナルはまだ見たことがないが、いつか見たいと思っている。

あらためてwikiの年表をみると佐伯は30才の若さで夭折している。
結核が悪化して精神まで変調をきたし、パリの精神病院で客死した。
→ 佐伯 祐三(1898年4月28日 - 1928年8月16日)wiki

1924年に1回目の渡仏でパリで描いた「立てる自画像」
日本にいた頃の描いていた自画像とまったく異なる。
顔は曖昧として、絶望と苦悩の極地にいるようだ。
恐ろしいほど凄みがあり、すでに常人の精神とは思えない。(^^;



日本にいた頃に描いていた自画像。
1917年


1922年頃


1923年


1923年頃


wikiには、「・・フォーヴィスムの画家モーリス・ド・ヴラマンクを訪ねた。佐伯は持参した自作『裸婦』を見せたところ、ヴラマンクに「このアカデミックめ!」と一蹴され、強いショックを受けたとされる」、「・・この頃から佐伯の画風は変化し始める。この第一次滞仏時の作品の多くはパリの街頭風景を描いたもので、ヴラマンクとともにユトリロの影響が明らかである。」
→ ヴラマンクの絵(google画像検索)
→ ユトリロの絵(google画像検索)
→ 佐伯祐三の絵(google画像検索)

なるほど、佐伯の絵の原点はここにあったのか。









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